B・S・DBlog
テキストサイト「B・S・DHouse」のブログです。 日記、小説、読んだ話の感想などもろもろ。 たまに毒呟きもまざったりします。双子座だから精神内に双子の弟がいるんですよ。邪悪な(笑)
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鈴宮ハルヒが憂鬱して消失して、暗いところで待ち合わせ

ここ数日はネットの繋がりが非常に悪く、全然ネットに繋いでませんでした。その間にオフのほうでは合唱団で初ステージに乗り、酒の席で100人規模で大合唱し、出たのが全部エビスビールということで飲みまくり、でも今日は二日酔いなしでした。

その合間にはじめて「鈴宮ハルヒの憂鬱」を買って読み、今日は立ち読みで何故か四巻の「鈴宮ハルヒの消失」を読み、乙一さんの「暗いところで待ち合わせ」のDVDを観ました。

憂鬱は確かに面白かった。ストーリーの設定規模はでかいんだけど、ぶっちゃけその話の中ではそんなに関係もなく、「良く分からんがとにかく人間外なんだな」というのを一人称キョンと同レベルで感じ取れて、登場人物の楽しさも相まってストーリーを楽しめました。

この「なんだか分からないけど凄い」設定を読者に伝える、というのは書き手として大事だと思いました。作者側はそこらへんをある程度作りこんでしっかりしてないと書けないでしょうけど、それを読者に説明しようと一から十まで詳しく、あるいは六でも七でもちゃんとしようとすると読者としては疲れて、理解する気が失せるかもしれない。
でもこの話は朝比奈さんと長門のようにまず登場人物がどういう人らでどういう魅力を持っているのかを読み手に伝えてからトンでも設定を語る。でもそれらは登場人物達に関わることで、読み手としては無用な情報じゃなくて、必要かもしれないもの。それでいてちゃんと理解できなくても話の流れには全く影響しない。あくまでエッセンスに留まっているのが、絶妙で、バランスいいなと思いました。

消失も面白かった。どうやらシリーズでは最高傑作と呼ばれているらしいととある人に言われました。ふーむ。僕、「〜の○日間」とか「○○まで▲日」とか好きだったりします。


そして暗いところで待ち合わせ、は乙一さんの最高傑作らしい。そんな話にいつなったのか僕は分かりません。「きみにしかきこえない」のほうがいい気がするけど。
それにしても九割がた心理描写のこの作品を映像化したのは凄いなーと思いました。そして心理描写無くても演技で見せる俳優さんも良かったです。原作知ってるけど結構忘れてる僕もぶわっときましたしね。
サスペンスといいつつもサスペンスのところは正直気にしない! 感動する場所は別にあるから!

そんなわけでインプットしてました。明日から四日しか仕事行かなくていいぜ!
久々に一期読み

土曜は一つはネット上の小説でも読もうと知り合いのに手を出そうとしたら、いつの間にかこっちに手を出してましたー(小梅太夫風に)


オナニーマスター黒沢


タイトル通りなので多分PG15くらい?

思春期の闇とかそこらへんを何となくわかりやすーく書いてる気がしました。鬱屈した想いとか、若さゆえの閉塞感とかいろいろ。それでいてあのラストはやっぱりぐっときました。
変に奇抜なものよりこういうもののほうが心を掴みます。


むかし僕が死んだ家

自分はつくづくタイトルで小説を買っていると思う(灰色のアイリス、はタイトルで引かれて途中で挫折した数少ない例だけれども)

そんなわけで、東野圭吾さんの新作かなと思って買ったら、ミクシィで800人くらいレビュー書いてた。違う出版社で出版とか?

読んでいる間に何が起こるのか中々予想しづらくて怖かったです。
こうなんじゃないか、ああなんじゃないかと展開が絞りづらいというのがこの怖さの原因だと思う。足場が安定しないと不安になるのと同じで。
予想は大体出来る。こういう展開ならきっとこうだ、とか。ただ、数本糸が伸びていてどれを引けばいいか分からない。言ってみれば赤と青と緑と黄色。どれかが爆薬に繋がる本当の線って感じの怖さ。どれかを見つけ出すのが中々出来なかった。

読者を裏切る具合は乙一さんを読んでいれば驚かないレベルだと思うけれど、読んでいて心の底にじん、と来る話を描くのはさすがだなーと思いました。
短そうだからと言う理由で読んでごめんなさい。でも白夜行とかめんどいのですよ。高校時代にアナザヘブン上下巻読んでから一冊であれだけ太いのとか見ると手が伸びないのです。
でも確かに短い。二日間だしね作中時間。読むの多分遅い僕でも二時間くらいで読めました。


うん。今後はもう少し市販の小説読んでいこうかね。生活も落ち着いてきたし。
天使の卵読んでみました

なんか映画になるってことと、ルームメイトさんが持っていたということで借りて読んでみました。
なんていうか、凄まじくストレートな恋愛ですな。あれだけストレートでなんのひねりもないのに引き込める力というのは僕も身につけたいものです。
ああいう話って作者の思いが伝わってくる気がします。

「こういう話がええんじゃこんにゃろう!!」

まあ、違約ですけど。

それにしても昨日、天使の卵の続編が二時間ドラマでやってたみたいですね。映画がいま公開中なのになんでまた十年後くらいをネタばれしているのか。
余裕できたら小説買おうかと思いました。もしかしたら隣の人が持ってるかもしれませんが。
模倣犯読んだー

模倣犯、最後を一気に読んだ紅月です。

3500枚で一つの話を読むって初めての体験でした。おかげで凄い濃くて良かったです。


それにしても最初から最後の後半までは辛かった。犯人にあまりに腹が立って。そんな狡猾な犯人に振り回される遺族を見ているともう何ともいえないせつなさが。

この話は登場人物それぞれの視点から描かれます。被害者側。ルポライター側。警察側。そして犯人側。
なので、連続殺人事件についてそれぞれの人達がそれぞれの考え方をする。それは的を得ていることもあるし外れていることもある。1から10まであるとするなら、誰もが8くらいまで考え方はばらばら。9、10まで到達して初めて「本当の事実」が分かる。

でも、この「本当の事実」を知っているのは犯人であり、犯人サイドから物語を見た読者しかいない。なので、読者から見れば後半は真相を知っているのにそれを知らないで明らかに違う考えを信じるしかない人達が起こすトラブルを観ていくしかない。理不尽であり、でも責められない人々のいさかいに、読んでいてストレス溜まりました。

あー、犯人腹立つ!


でも本当、この話は今まで読んだ小説で一番凄いと思いました。
いろいろ身につまされましたし。また丁寧に読み返そうかなと思います。少し間を置いて。

テーマ:オススメ本 - ジャンル:小説・文学



プロフィール

紅月赤哉

  • Author:紅月赤哉
  • 北海道産まったり創作男
    バドミントンと歌を愛し、小説でどんどん書いてみたいと思いつつ実践したりしなかったり。
    詳しくは本館のプロフィール参照。
    面白いネタを提供できるときはなるべく凝ってみようと思います。

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